ギフト配送でクリックポストを使うときの梱包と見せ方の工夫

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ギフト配送でクリックポストを使うときの梱包と見せ方の工夫
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ギフト配送でクリックポストを使うときの梱包と見せ方の工夫

ハンドメイド商品やこだわりの雑貨を販売していると、「ギフト用に購入したい」というお客様は一定数います。しかし、クリックポストはポスト投函の配送サービスです。ギフトラッピングのオプションはなく、配達員から手渡しされるわけでもありません。

それでも、梱包を少し工夫するだけで、「もらって嬉しい」と感じてもらえる仕上がりにすることは十分に可能です。

筆者自身、レジンキーキャップやTRRSケーブルをShopifyで販売していますが、友人やパートナーへの贈り物として購入されるケースが年に何度かあります。3年で2200件以上を梱包してきた手元の感覚ですが、ギフト対応に手間をかけた注文ほど、あとからお礼のメッセージをいただくことが多いです。この記事では、クリックポストの制約(全国一律185円、厚さ3cm以内、重量1kg以内、ポスト投函。いずれも2026年9月30日までの条件で、10月1日からは240円・3辺合計60cm以内・長辺34cm以内・2kg以内に改定)の中で、ギフト向けの梱包をどう工夫するかを整理します。


厚さ3cmの壁。一般的なギフトボックスはNGだが、厚さ3cm以下のクリックポスト対応梱包ならOK
厚さ3cmの壁。一般的なギフトボックスはNGだが、厚さ3cm以下のクリックポスト対応梱包ならOK

クリックポストでギフト配送するときの制約

サイズの制約

クリックポストの上限は、長辺34cm×短辺25cm×厚さ3cm、重量1kgです(2026年9月30日まで。10月1日からは3辺合計60cm以内・長辺34cm以内・重量2kg以内で、郵便差出箱に投函可能なものに改定)。ギフトラッピングに使うリボンや箱を入れると、厚さ3cmをあっさり超えてしまいます。

つまり、一般的なギフトボックスを使った梱包は難しいと考えておく必要があります。厚さの制約がある中で、いかに「特別感」を演出できるかがポイントです。厚さ3cmの壁については厚さ3cmの壁を超える梱包の工夫と、超えたときの代替手段でも詳しく整理しています。なお、10月1日以降は3辺合計60cm以内で投函可能なら厚さ3cm超の梱包も使える場合があります。

ポスト投函であること

クリックポストは対面での手渡しではなく、郵便受けへの投函です。贈り先のポストに届く形になるため、「配達員から手渡しで受け取る」という体験がありません。この点を踏まえて、封を開けた瞬間に気持ちが伝わる梱包を意識することが大切です。

逆に言えば、不在でも届く点はポスト投函のメリットでもあります。サプライズで送りたい場合でも、受け取る相手が在宅かどうかを気にせずに済みます。


アイデア梱包で薄くても伝わる特別感。薄紙・グラシン紙、マスキングテープ、オリジナルステッカー
アイデア梱包で薄くても伝わる特別感。薄紙・グラシン紙、マスキングテープ、オリジナルステッカー

厚さ3cm以内でできるギフト梱包のアイデア

薄紙・グラシン紙で包む

商品を薄紙(ティッシュペーパー状の包装紙)やグラシン紙で包むだけでも、開封したときの印象がぐっと良くなります。コストは1枚あたり2〜5円程度。厚みもほとんど増えないため、3cmの制約に影響しません。

白やクラフト色の薄紙なら、幅広い商品に自然となじみます。筆者の場合、レジンキーキャップを薄紙で包むようにしてから、「開けた瞬間に嬉しかった」というレビューをいただいたことがあります。たった数円の紙1枚ですが、受け取ったときの印象に確かな差が出ます。

シールやマスキングテープでアクセントを加える

封をするテープをマスキングテープに変えたり、ショップのロゴシールを貼ったりするだけでも十分です。こうした小さなアクセントが、「ただの荷物」から「贈り物」へと印象を変えてくれます。

ショップオリジナルのシールは、印刷通販サービスを使えば100枚1,000〜2,000円程度で手軽に作れます。1枚あたり10〜20円のコストで、ショップの印象もぐっと引き立ちます。通常の注文にも同じシールを貼っておけば、ギフト注文だけ貼り分ける手間が省けるためおすすめです。

メッセージカードを同封する

ギフトで最も喜ばれる工夫は、やはりメッセージカードの同封です。名刺サイズのカードであれば厚みは1mm以下なので、封筒の中にすっと収まります。

Shopifyでメッセージカードに対応する方法は、主に2つあります。

  1. 注文メモ欄を使う: カート画面で「ギフトメッセージ」を入力できるようにし、注文が入ったあとに手書きや印刷で対応します
  2. 商品オプションとして設定する: 「ギフトラッピング(+○円)」のようなバリアントを追加し、メッセージ内容もカスタムフィールドで受け取ります

注文数が少ないうちは注文メモ欄の運用で十分です。手書きの一言が添えられているだけでも、受け取った方の印象は大きく変わります。

封筒の素材にこだわる

茶色のクラフト封筒や、少し厚みのある色付き封筒を使うだけでも、受け取ったときの見た目の印象が大きく変わります。通常のグレーのクッション封筒と比べても、コストの差は1枚あたり10〜20円程度です。

ギフト注文が増える時期(クリスマス、バレンタイン、母の日など)だけ封筒を切り替える、という使い分けも現実的です。梱包資材のコストについては梱包資材のコストを最適化するで詳しく比較しています。


ギフト配送の体制をShopifyで整える

ギフトオプションの設定

Shopifyでは、商品ページに「ギフトラッピング」の選択肢を追加できます。設定方法はいくつかありますが、手軽に導入できるのは以下の方法です。

  • バリアントとして追加: 「通常」「ギフトラッピングあり(+100円)」のように選択肢を設けます
  • カートページに注文メモ欄を表示: テーマのカスタマイズで注文メモを有効にし、「ギフトメッセージをご記入ください」と案内します

筆者のショップでは、後者の注文メモを使う方法をとっています。バリアントを増やすと在庫管理が複雑になってしまうため、注文メモに「ギフト希望」と書いてもらい、発送作業の際に対応する運用にしています。

納品書に金額を表示しない設定

ギフト配送の場合、商品の金額が記載された納品書がそのまま入っていると、受け取った相手に気を遣わせてしまいます。Shopifyの設定で納品書のテンプレートを編集し、ギフト注文の場合は金額を非表示にするか、最初から納品書を同封しない運用にしておくと安心です。

管理画面で注文にタグ(例:「gift」)をつけておけば、発送作業のときにギフト対応が必要な注文をひと目で見分けられます。通常の注文とギフト注文を混同しない仕組みを作ることが、梱包ミスの防止につながります。


配送方法の使い分け。クリックポストはポスト投函、レターパックプラスは対面手渡し
配送方法の使い分け。クリックポストはポスト投函、レターパックプラスは対面手渡し

クリックポスト以外を検討した方がよいケース

ギフトとして贈るなら、ポスト投函ではなく対面での手渡しの方が喜ばれる場面もあります。以下のケースでは、クリックポスト以外の配送手段も選択肢に入ります。

ケース検討できる配送手段理由
厚さ3cmを超えるラッピングをしたいレターパックプラス(600円)厚さ制限なし、対面手渡し
高額商品のギフトゆうパック・宅急便補償あり、対面手渡し
届け日を指定したいゆうパック・宅急便日時指定が可能
サプライズで確実に手渡ししたいレターパックプラス以上対面手渡しで受け取りを確認できる

レターパックプラスは全国一律600円で、厚さの制限がなく対面手渡しで配達されます。ギフト用の梱包が少し厚くなっても問題ないため、クリックポストから切り替える際の身近な選択肢になります。

ただし、クリックポストの全国一律185円(10月1日以降は240円)という送料は、手頃な価格帯の商品をギフトとして贈る場合に大きな強みです。送料が高すぎると「ちょっとした贈り物」として気軽に選びにくくなるため、商品の価格帯とのバランスを見て判断してみてください。


よくある疑問

Q. ギフトラッピングは有料にすべきですか?

ショップの方針にもよりますが、有料にしておくことでラッピングにかかる資材代や手間のコストを無理なく回収できます。50〜200円程度であれば、お客様にとっても購入時の負担になりにくい金額です。無料にする場合は、梱包資材のコストをあらかじめ商品価格に含めておく必要があります。筆者のショップでは無料で対応していますが、資材費の負担を考えると有料にした方が長く続けやすいと感じています。

Q. ギフト配送でクリックポストの追跡番号は送っていいですか?

注文者本人への通知であれば問題ありません。ただし、お届け先がギフトの受取人である場合は、追跡番号が記載された発送通知メールが注文者にだけ届くよう設定しておく方が親切です。Shopifyの発送通知メールは注文者のメールアドレス宛てに送信されるため、標準的な設定のままであれば受取人に追跡情報が届く心配はありません。

Q. ポスト投函で届いたギフトは喜ばれますか?

中身と梱包の工夫次第です。ポスト投函であっても、薄紙で丁寧に包まれており、メッセージカードが添えられていれば、受け取った方にもしっかり特別感が伝わります。配送方法そのものよりも、箱や封筒を開けた瞬間の印象が大切です。


まとめ

クリックポストには公式のギフトラッピングサービスはありません。しかし、厚さ3cmの制約(10月1日以降は3辺合計60cm以内)があっても、薄紙で包む、シールを貼る、メッセージカードを添えるといった少しの工夫で、十分にギフトらしい特別感を演出できます。

ギフト対応には少し手間がかかりますが、そのぶん喜んでくれたお客様から嬉しいお声をいただけることも多いものです。日々の通常発送をできるだけスムーズにこなせるようにしておけば、ギフト梱包のようにひと手間かけたい作業に時間を充てる余裕も生まれます。

ShopifyからクリックポストへのCSVエクスポートや追跡番号の反映作業を効率化したいときは、瞬時に発送!for クリックポストを試してみてください。普段の発送作業にかかる時間を短縮できれば、ギフト梱包のような「丁寧に対応したい作業」にしっかり時間をかけられるようになります。


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