クリックポストで送れるもの・送れないもの|厚さ3cm・1kg・185円の商品別判定表
結論から言うと、「厚さ3cm以内・重量1kg以内・A4サイズ以内」の3条件をすべて満たし、補償が不要な商品ならクリックポスト185円が最安です。 該当しない場合の代替サービスは ゆうパケット3cm(360円)/レターパックプラス(600円)/ゆうパック(870円〜)の順で、商品単価と補償ニーズで選び分けます。
商品20種 × 送れる/送れない × 代替サービス 早見表
| 商品カテゴリ | 判定 | 注意点 | 代替サービス(NGの場合) |
|---|---|---|---|
| アクセサリー(ピアス・ネックレス) | ✅ 送れる | 緩衝材で2cm以下に収まる | — |
| ステッカー・シール | ✅ 送れる | 厚紙台紙+封筒で1cm以下 | — |
| ケーブル類(USB・TRRS) | ✅ 送れる | 巻いて2cm程度 | — |
| 薄型スマホケース | ✅ 送れる | 単品なら2cm以内 | — |
| 保護フィルム | ✅ 送れる | 平らで0.5cm以下 | — |
| ハンカチ・薄手布小物 | ✅ 送れる | 折りたたみで2cm以下 | — |
| 文庫本・薄手の冊子 | ✅ 送れる | 厚さ2cm以下 | — |
| レジンキーキャップ(5個以下) | ✅ 送れる | 5個超でレターパックライト切替 | — |
| 名刺・ポストカード | ✅ 送れる | 厚さほぼゼロ | — |
| ピンバッジ | ✅ 送れる | 軽量・小型の代表 | — |
| 手帳型スマホケース | △ 要実測 | 2.5cm前後・梱包で3cm超リスク | ゆうパケット3cm(360円) |
| 厚みのあるポーチ | △ 要実測 | 中綿入りは3cm超えやすい | ゆうパケット3cm(360円) |
| 複数個セット商品 | △ 要実測 | 個数で重量・厚さ累積 | レターパックプラス(600円) |
| キャンドル小型 | △ 要実測 | 形状次第で3cm超 | ゆうパケット3cm(360円) |
| 厚みのある単行本 | △ 要実測 | 3cmギリギリの本が多い | レターパックライト(370円) |
| ガラス・陶器(割れ物) | ❌ 送れない | 補償なし=事故時自己負担 | ゆうパック(870円〜・補償あり) |
| 手帳型ケース(厚型) | ❌ 送れない | 3cm超確定 | レターパックプラス(600円) |
| 重量1kg超の商品 | ❌ 送れない | 重量制限超過 | レターパックプラス(4kgまで・600円) |
| 高額品(3,000円以上) | ❌ 送れない | 補償なしのリスクが大きい | ゆうパック(30万円補償・870円〜) |
| 代金引換が必要な注文 | ❌ 送れない | 代引き非対応 | ゆうパック・宅急便(代引き対応) |
「この商品、クリックポストで送れるのかな?」と毎回梱包前に手が止まる、という声をよく聞きます。条件は厚さ3cm以内・重さ1kg以内・A4サイズという3つだけなのに、緩衝材を入れた瞬間にギリギリ判定が変わるため、実務では「気づいたら3cmを超えている」が日常的に起こります。
筆者は3年・累計2200件の発送をクリックポストで回してきました。郵便局の窓口で「3.1cmなので受けられません」と返された経験も何度かあります。この記事では、商品カテゴリ別に**「迷わず送れる」「実測が必要」「諦めて他サービス」**の3段階で判定できるように整理し、判定後の代替サービスまで具体的な数字でまとめます。

クリックポストのサイズ・重量の条件
まず、クリックポストで送れる荷物の条件を確認しておきます。
| 項目 | 条件 |
|---|---|
| 長辺 | 14cm〜34cm |
| 短辺 | 9cm〜25cm |
| 厚さ | 3cm以内 |
| 重量 | 1kg以内 |
| 料金 | 全国一律185円 |
A4サイズの封筒(角形2号)に入り、厚さ3cm・重さ1kgに収まるものであれば発送できます。ポスト投函で届くため、受け取り側が在宅している必要がありません。追跡番号もつくので、発送後に「届きましたか?」というやりとりを減らせます。

クリックポストと相性がいい商品の例
アクセサリー・ジュエリー
ピアス、イヤリング、ネックレス、ブレスレットなど。小さくて軽い商品が多く、クリックポストの条件にほぼ収まります。緩衝材で包んでも厚さ3cm以内に収めやすいのが特徴です。
ステッカー・シール
平らで軽い商品の代表格です。厚紙の台紙に貼って封筒に入れれば、厚さは1cm以下。クリックポストの制約を気にする必要がほとんどありません。
ケーブル・電子パーツ
筆者が販売しているTRRSケーブル(キーボード用の接続ケーブル)は、巻いた状態でA4封筒に入り、厚さも2cm程度で収まります。USBケーブルやコネクタ類など、小さな電子パーツも同様です。ケーブルは柔軟性があるので、梱包時に形を調整しやすいという利点もあります。
レジンキーキャップ・小さなハンドメイド作品
レジン製のキーキャップは1個あたり10〜20g程度。緩衝材で包んでも厚さ3cm以内に収まることがほとんどです。ただし、複数個をまとめて発送する場合は重さと厚さの合計に注意してください。筆者の場合、5個以上のまとめ注文では梱包後に3cmを超えることがあったため、レターパックライトに切り替えるようにしています。
スマートフォンケース・保護フィルム
薄型のスマートフォンケースや保護フィルムは、クリックポストの定番です。厚みのあるケース(手帳型など)は3cmを超える場合があるため、梱包後の厚さを測っておくと安心です。
布小物・ハンカチ・ポーチ
薄手の布製品は折りたためば3cm以内に収まりやすいです。ただし、かさばるポーチやクッション性のある素材は、圧縮しても厚さが超えることがあります。

クリックポストが向かない商品
すべての商品に万能ではありません。以下のような商品は、他の配送手段を検討する方がいいです。
| 条件 | 理由 | 代替手段 |
|---|---|---|
| 厚さ3cmを超える | クリックポストの上限を超えるため発送不可 | レターパックプラス(520円)、ゆうパック |
| 重量1kgを超える | 同上 | レターパックプラス(4kg以内)、ゆうパック |
| 壊れやすい・高額な商品 | 補償がない(配送事故時の賠償なし) | ゆうパック(30万円まで補償)、宅急便 |
| 代金引換で送りたい | クリックポストは代引き非対応 | ゆうパック・宅急便(代引き対応) |
| 届け先が受け取りに署名したい | ポスト投函のため対面受け渡しなし | 宅配便(対面配達) |
特に注意したいのが補償の有無です。クリックポストには配送事故時の補償制度がありません。万が一の破損や紛失に対して、日本郵便からの賠償は受けられません。高額な商品を送る場合は、補償のある配送手段を選ぶのが安全です。
なお、クリックポストは土曜・日曜・祝日も含めて毎日配達されます。週末を挟んでも届くのは、急ぎのお客様にとっても安心材料になります。
「△ 要注意」「× 不可」と判定されたら、次に何をするか
判定表で「送れない」と分かった瞬間、次に決めるのは代替サービスと送料の付け替えルールです。商品単価ごとに代替サービスを変えると、利益を残しつつ事故リスクを抑えられます。
代替サービスの選び方フロー
| 「送れない」理由 | 第1候補 | 第2候補 | 判断のポイント |
|---|---|---|---|
| 厚さ3cmを超える | ゆうパケット3cm(360円) | レターパックプラス(600円) | 重量1kg以下なら ゆうパケット、それ以上ならレターパック |
| 重量1kgを超える | レターパックプラス(4kgまで) | ゆうパック | 4kgを超えるなら宅配便一択 |
| 補償が必要(高額商品) | ゆうパック(30万円補償) | 宅急便(30万円補償) | コンビニ発送ならヤマト、郵便局完結なら日本郵便 |
| ガラス・陶磁器など破損リスク | ゆうパック(補償+取扱注意) | 宅急便(取扱注意指定) | 「ワレモノ注意」シールは併用前提 |
| 代引きが必要 | ゆうパック(代引き) | 宅急便(代引き) | 代引きはクリックポスト不可 |
| A4を超えるサイズ | レターパックプラス(A4対応) | ゆうパック | 厚さ3cmを超える大判はレターパックが優先 |
商品単価別 送料の付け替え方
代替サービスは送料が高くなるため、商品単価で送料の扱いを変えるのが実務の鉄則です。
| 商品単価 | 推奨ルール | 理由 |
|---|---|---|
| 〜1,000円 | 別途送料を購入者負担にする | 送料負担が大きくなる帯。送料込みは利益を圧迫 |
| 1,000〜3,000円 | サービスごとに送料を分けて表示 | 「ゆうパケットの場合360円」のように透明化 |
| 3,000〜5,000円 | 送料込みの上限額で吸収 | カート離脱を抑える価格帯 |
| 5,000円〜 | 送料込み(送料無料表示) | 高単価帯では送料無料が当たり前視される |
商品単価と送料表示のルールについて、もう一段深堀りした内容は送料込みと送料別、どっちが売れる?で別途整理しています。
よくある「ぎりぎり判定」での失敗例と対策
- 梱包後に厚さ3.1cmで返送される: 100均の厚さ測定定規(3cmスリット付き)に通してから投函する。3cmを完全に超えるなら最初からゆうパケット3cmへ
- 複数注文をまとめて3cm超え: 単品で発送する/コンビニ受取オプションで集荷依頼に切り替える
- 梅雨・夏季の湿気で梱包材が膨張: 季節ごとに梱包材の厚みを再測定して、ボーダーラインの商品は1mm余裕を見ておく
雨濡れや破損リスクへの実務対応は雨濡れ・破損を防ぐクリックポスト向け梱包の基本に詳しくまとめています。
他の配送手段との料金比較
クリックポストの185円がどれくらい有利なのか、他のサービスと並べてみます。
| 配送手段 | 料金 | 追跡 | 補償 |
|---|---|---|---|
| クリックポスト | 185円 | あり | なし |
| 定形外郵便(50g以内) | 140円 | なし | なし |
| 定形外郵便(150g以内) | 270円 | なし | なし |
| ゆうパケット(3cm以内) | 360円 | あり | なし |
| レターパックライト | 370円 | あり | なし |
| レターパックプラス | 520円 | あり | なし |
50g以内の超軽量な商品であれば定形外郵便の方が安くなります。ただし、追跡がつきません。追跡ありの配送手段の中で最も安いのがクリックポストの185円です。
筆者の場合、商品の重さが50gを超えるものがほとんどだったため、料金と追跡の両面でクリックポストが最もバランスのよい選択でした。3年間使い続けてきた実感として、追跡番号があるだけでお客様からの「届きましたか」という問い合わせが明らかに減ります。追跡の有無は、料金差以上にショップ運営の手間に影響します。
配送手段の選び方についてさらに詳しく知りたい方は、クリックポスト・ゆうパケット・ネコポス・定形外郵便の比較記事もあわせてご覧ください。
自分の商品がクリックポストに合うか確認する手順
- 商品を梱包する: 実際に封筒や緩衝材を使って梱包してみます
- 厚さを測る: 梱包後の状態で3cm以内かどうかを確認します。定規よりも厚さ測定定規(100均で入手可能)が便利です
- 重さを量る: 梱包材を含めた重さが1kg以内であることを確認します
- サイズを確認する: 長辺34cm×短辺25cm以内に収まっているかを確認します
梱包前の商品サイズで判断すると、緩衝材を入れた後に3cmを超えてしまうことがあります。必ず梱包後の状態で測ってください。筆者も初期に「商品自体は2cmだから大丈夫」と思い込んでいたところ、プチプチを巻いたら3.2cmになっていたことがありました。それ以来、梱包後の実測を毎回のルーティンにしています。
よくある質問(Q&A)
Q. 食品はクリックポストで送れますか?
クリックポストは「信書以外で、爆発物・毒劇物等を含まないもの」であれば発送できます。常温保存が可能な食品(焼き菓子、ドライフルーツなど)はサイズと重量の条件を満たせば送れます。ただし、冷蔵・冷凍が必要なものは対応していません。
Q. 割れ物注意のシールは貼れる?クリックポストで壊れやすい商品を送るには?
割れ物注意シールを貼ること自体は可能ですが、クリックポストはポスト投函で届くため、「ワレモノ扱い」として特別な配慮がされる保証はありません。配達員がポストに入れる際の衝撃や、他の郵便物との接触は避けられません。
壊れやすい商品をクリックポストで送る場合は、以下の梱包で対策します。
- プチプチ(エアキャップ)で2重に巻く: 1枚では衝撃を吸収しきれないため、割れ物は2重巻きが基本
- 封筒の中で動かないようにする: 商品が封筒内で動くと破損リスクが上がります。隙間にペーパーを詰めて固定
- 「天地無用」は機能しない前提で梱包する: ポスト投函なので上下がひっくり返される想定で梱包
それでも不安な高額商品や壊れやすいガラス製品は、補償のあるゆうパック(30万円まで補償)や宅急便を選ぶほうが安全です。筆者の基準では、商品単価3,000円以上の割れ物はクリックポストを避けて、補償付きの配送手段を使うようにしています。
Q. 複数の商品を1つのクリックポストにまとめて送れますか?
サイズと重量の上限内であれば、複数の商品を1つにまとめて送れます。たとえばステッカー3枚とキーキャップ1個をまとめて1通で発送するといったことが可能です。送料を1件分に抑えられるため、まとめ買いのお客様にとってもメリットがあります。
Q. クリックポストでは1回に何件まで発送できますか?
クリックポストのまとめ申込(CSV一括アップロード)では、1回のアップロードにつき上限40件です。40件を超える場合はファイルを分割してアップロードする必要があります。通常の個別申込であれば件数制限はありません。
まとめ
クリックポストは、厚さ3cm・1kg以内という条件に収まる小型・軽量の商品に向いた配送手段です。全国一律185円で追跡もつき、ポスト投函で届きます。アクセサリーやステッカー、ケーブル、小さなハンドメイド作品など、ハンドメイド系の商品との相性が特によいです。
一方で、補償がない点、代引き非対応である点は把握しておく必要があります。商品の特性とお客様の期待に合わせて、他の配送手段と使い分けることが大切です。
「自分の商品はクリックポストで送れるか」を一度実測で確認してみてください。条件に合えば、送料を抑えながら追跡つきで発送できる手段として、日々の運用に組み込めます。
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